piacereには「好む」という動詞と「喜び」という名詞の使い方があります。
この文章は文法的に解説するとちょっと難しい。Comeは「どのように」という意味の疑問詞です。英語のHowまたはWhatに当たります。次の si chiama 、これは原形が「chiamarsi」で「自分で自分を〜と呼ぶ」という「再帰動詞」というものです。なおchiamaは動詞chiamareの「あなた(敬称二人称単数)」に対する活用形です。
こちらはくだけた表現になります。siが「あなた自身」という敬称であるのに対してtiは親称「君自身」という意味になります。chiamiはchiamareの「君(二人称単数)」に対する活用形になります。
chiamoはchiamareの「私(一人称単数)」に対する活用、miは「私自身」です。直訳すれば「私は私自身を〜と呼びます」となります。難しい言い回しに感じるかもしれませんが、自己紹介ではとてもよく使われる表現なのでそのまま覚えてしまいましょう。
buonは「良い」という意味のイタリア語「buono」の語尾切断形です。giornoは「日」、合わせて「良い日」になりますね。ちなみにイタリア語では「おはよう」というときもこれを使います。
buonaは上の「buono」が女性名詞を形容する場合に使われる形です。seraは「夕方」。つまりseraは女性名詞と言うことになります。ここで男性名詞、女性名詞について説明しておきましょう。イタリア語の名詞は「男性」「女性」のどちらかに属しています。例外も多いのですが簡単に見分ける方法としてoで終わる名詞は男性名詞、aで終わる名詞は女性名詞。他にeで終わる名詞もありますが、その場合の性は単語によって違います。
notteは「夜」です。eで終わっていますね、「女性名詞」なんですよ。
これはよく耳にするでしょう。英語の「Hi」ですね。
staは「〜の状態である」という意味のイタリア語stareの「あなた」に対する活用形です。直訳すると「あなたはどのような状態ですか?」。ちなみにスペイン語だと「Como esta?」(コモ エスタ?)になります。
staiがstareの「君」に対する活用になります。
stoはstareの「私」に対する活用です。beneが「良い」、合わせて「私の状態は良い」ですね。
maleがbeneの反対「悪い」の意味になります。
cosiだけだと「このように」という意味。
直訳で「お互いまた会いましょう」という意味の単語です。
compleannoが誕生日になります。 oで終わっているので男性名詞です。
”グラッチェ”ではなく”グラツィエ”です。
「ありがとう」のかしこまった言い方です。Laが「あなたを」の意味の直接目的語、ringrazioが動詞ringraziare(感謝する)の一人称単数形です。直訳すると「あなたを感謝する」。「あなたを」になるのはイタリア語のringraziareが対象を直接目的語として扱うからです。
Grazieと言われたら大抵Pregoと返します。セットにして覚えるといいでしょう。Pregoには他にも「どうぞ」の意味もあります。
これは謝るときの「すみません」にも呼びかけるときの「すみません」にも使えます。英語だとI'm sorryとExcuse meの使い分けがありますが、イタリア語ではScusiで両方に使えます。
親しい間柄で謝るとき、呼びかけるときにはScusaを使います。動詞scusareは「許す」の意味があり、scusiはその「あなた」に対する命令形、scusaは「君」に対する命令形になります。
つまり「あなたは許しなさい」と「君は許せ」になるんです。
pazienza本来の意味は「がまん」です。
ho(動詞avereの一人称単数形)+capito(動詞capireの過去分詞形)という構成です。avere+動詞の過去分詞形で過去形(正確には近過去形)を表します。ちなみにavereには「持つ」という意味があります。英語で言うところのhave。
英語ではhave+過去分詞で現在完了形になりますね。同じ構成でイタリア語では過去形を表します。動詞capireは「理解する」という意味です。
上の分の頭にNonを付けると否定文になります。発音は「ノノ」になります。「ノン オ」ではないので注意してください。
cheは「何」という意味の疑問詞です。英語で言うと「What?」ですね。
sonoが動詞essere(英語で言うところのbe動詞)の一人称単数形です。giapponeseは「日本人」です。
diが英語のofにあたる「〜の」の意味になります。
doveは「どこ」という意味の疑問詞です。èが前に言ったessereの二人称(敬称)単数形です。avereとessereの活用形は押さえておかないと困るので、まずはこの二つを頑張って覚えましょう。
seiがessereの二人称(親称)単数形です。イタリア語には二人称単数にも敬称と親称の区別があります。敬称が「あなた」で親称が「君」、全ての動詞で二人称(敬称)単数形の活用は三人称単数形と同じです。